小保方氏会見 科学者の意見「法的ではなく科学者として反証を」産経新聞 4月9日(水)

 ■篠原彰・大阪大蛋白(たんぱく)質研究所教授(分子生物学)の話
小保方晴子氏の不服申立書を読むと、悪意の認定についてなど裁判的な内容になっているが、そういう論争に持ち込むのはおかしい。研究不正ではないという 不服申し立てを行うなら、あくまで科学者の立場で今回の疑義に反証してほしかった。特に不正については自身の所有する生データを開示すれば全ての疑義を解 消できる。開示できないこと自体、非常に不思議だ
STAP細胞を見たと主張するなら、そのデータをきっちり出すべきだ。これだけ疑義がある中では、その実験データ(結果)が正しいという客観的な判断材料(証拠)がないと、主張はなかなか受け入れられない状況だ。
捏造とされた流用画像に関しては”何らかの意図”がないとできない操作で、単純ミスとはいえない。置き換えたと主張する基の図も、博士論文にあった画像 説明を消しており、これも意図的と判断せざるを得ない。再度調査委員会を作ることも申し立てているが、なぜメンバーに法律家集団を希望するのか。外部の科学者に検証してもらう形で再調査を依頼するのが、科学者としては正しいやり方だろう。科学の本質が議論できない状態は非常に残念だ。

確かに様々な記事を読んでいて思うのは、科学者としては正しいやり方だろうか、小保方晴子氏に問いたい。弁護団4人・・・研究者として、スタート時点でも、なにか勘違いされていませんか。


このエントリーをはてなブックマークに追加